宝石鑑定士になる手順と難易度、収入について


宝石鑑定士は宝石に関する知識の中でも宝石の鑑別と格付けを基本として学ぶ資格です。宝石鑑定士という国家資格があるわけではなく、民間資格のため、様々な認定機関があり資格名もバラバラです。
宝石鑑定士の中でも真珠の専門知識を得た人はパールインストラクター、ジュエリーを主に学んだ人はジュエリー鑑定士となり、これらは全てひっくるめて宝石鑑定士と呼ばれます。

宝石鑑定士になる手順と難易度

宝石鑑定士になるにはどんな宝石を扱いたいかにもよりますが、米国宝石学会、英国宝石学会が認定する資格に合格するには教育機関に通わなければなりません。

海外に行かなくても、日本で委託を受けた教育機関で学ぶ事ができ、プログラムを全て修了し試験に合格すると資格がもらえます。通信講座もありますが、全日制に通うと半年間で200万程度、通信講座で170万ほどかかります。
高額ではありますが、この2つの鑑定士の資格はかなり高い評価を受け、海外でも通用しますので難易度は高いです。

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ちなみに真珠科学研究所が認定するパールインストラクターは2日間学んで修了するともらえる資格です。
教材費込みでも4万円程なので難易度は優しいでしょう。宝飾系専門学校であれば1年程で宝石鑑別の資格を取得でき、この資格があれば大抵どんな所でも働くのに便利な資格ではあります。
またJBSという日本の機関が認定する資格を受講するとジュエリー鑑定士の資格が取れます。こちらは教育費用が70万程度になります。

宝石鑑定士の収入

宝石鑑定士の資格を取ると、宝石店や百貨店の宝石売り場で働く事ができます。
さらにジュエリー専門店や加工会社、卸売業、買取専門店など様々な所で活躍する事ができます。ですから収入もそれぞれの会社の仕事内容によるでしょう。
しかし信頼ある資格ですから、お店の正社員で平均値でいうと350万円ほどになります。これが宝石店や買取専門店のオーナーになるとまた話は別ですし、流行れば年収500万以上も夢ではありません。

働く現場によっては資格手当をもらい、他との差別化をはかってくれる所もあります。
また米国宝石学会のGGや英国宝石学会のFGAは資格の中でも評価が高い資格なので、このような資格であればフリーランスで働く事も可能ですし、語学力があれば海外でも通用します。その場合宝石の輸入業でも活躍する事ができるでしょう。
専門的な資格ではありますが、幅広い所で自分の知識を活かせる資格ですから取っておいて損はありません。


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